セルクル・ブルージュは1日、鹿島アントラーズの日本代表FW上田綺世(23)を完全移籍で獲得することを発表した。

【写真】セルクル・ブルージュも上田綺世の獲得を発表

契約期間は2026年6月までの4年間となる。

法政大学に所属しながら2019年6月にコパ・アメリカで日本代表デビューを果たした上田。大会後の2019年7月に、大学卒業を待たずに鹿島に入団した。

プロ1年目は明治安田生J1リーグで13試合に出場すると4得点を記録。2年目は26試合で10得点1アシスト、3年目は29試合で14得点1アシストを記録。その得点力を見せつけると、今シーズンはここまで18試合に出場し10ゴール1アシストを記録。YBCルヴァンカップでは4試合で3ゴール1アシスト、天皇杯では1ゴール1アシストを記録していた。

日本代表としてもここまで9試合に出場しゴールはまだ決めていない。

1日にすでに鹿島も完全移籍での合意を発表。上田は来週頭にメディカルチェックを行い、合格した場合は4年間の契約にサイン。また、チームへの合流は、就労ビザの取得によって決まるという。

セルクル・ブルージュは2021-22シーズンのジュピラー・プロ・リーグで10位に終わっており、新シーズンに向けてはストライカーの補強を目指していた。

かつては同じ鹿島から日本代表DF植田直通(ニーム)が移籍。2018年7月から2021年1月までの1年半在籍し、55試合で1ゴールを記録していた。

【写真】セルクル・ブルージュも上田綺世の獲得を発表