サークル・ブルッヘは7月1日、日本代表FW上田綺世の獲得で鹿島アントラーズと基本合意に達したことを発表。メディカルチェックを通過後、2026年6月30日までの4年契約を締結すると併せて伝えている。
現在23歳の上田は、鹿島アントラーズノルテ(ジュニアユース)、鹿島学園高校を経て、法政大学に進学。2019シーズン途中に法政大サッカー部を退部し、2021年からの加入が内定していた鹿島に前倒しで加入した。ここまで公式戦通算104試合に出場し、47ゴールを記録。4年目の今季は、明治安田生命J1リーグ第18節終了時点で得点ランクトップの10ゴールを挙げている。また世代別の日本代表でも活躍した上田は、昨夏に行われた東京オリンピックにも出場。さらにフル代表として、9キャップを記録している。
発表によると、上田はブルージュに到着後、メディカルチェックを受けて、サークル・ブルッヘと4年契約を締結するという。また同選手がチームトレーニングに合流するのは、労働許可証の取得次第となることも明らかにしている。
サークル・ブルッヘは1899年に創設され、3度の1部リーグ優勝、2度の国内カップ優勝を誇る古豪。過去には元鹿島のDF植田直通(現ニーム/フランス2部)も所属していた。なお、日本代表FW南野拓実が加入するフランス1部モナコとは姉妹クラブの関係にある。