2022-23シーズンのブンデスリーガ2部開幕節が16日に行われ、奥川雅也が所属するビーレフェルトは敵地でザントハウゼンと対戦。先発出場した奥川がチームの今季第1号となるゴールを決めた。
試合は11分にザントハウゼンが先制。敵陣深い位置で相手のクリアボールを回収し、最後はスルーパスに抜け出したダヴィド・キンソンビが冷静に相手GKとの一対一を制した。
ビーレフェルトは44分、今季からチームを率いるウルリッヒ・フォルテ監督が相手のスローインを妨害して退場処分に。さらに後半開始早々の47分、新加入のシルヴァン・シドラーが2枚目のイエローカードを受け取り、残り時間を10人で戦うことになった。
そんな状況のなか、奥川が59分に試合を振り出しに戻す。ファビアン・クロスの折り返しをペナルティエリア中央で受けると、素早く細かいタッチで寄せてきた相手DFをかわし、右足を振り抜いてゴール左下に突き刺した。
しかし、63分にキンソンビの2点目を決められてザントハウゼンの勝ち越しを許してしまう。1-2で敗れたビーレフェルトは、降格1年目のシーズンで黒星スタートとなった。なお、奥川は77分までプレーした。
次節は24日に行われ、ビーレフェルトはホームでヤーン・レーゲンスブルクと対戦する。
【スコア】
ザントハウゼン 2-1 ビーレフェルト
【得点者】
1-0 11分 ダヴィド・キンソンビ(ザントハウゼン)
1-1 59分 奥川雅也(ビーレフェルト)
2-1 63分 ダヴィド・キンソンビ(ザントハウゼン)