リーグ・アン第4節が28日に行われ、スタッド・ランスとリヨンが対戦した。

 開幕3試合勝利がないスタッド・ランスと、1試合未消化ながら連勝スタートを切ったリヨンが対戦。スタッド・ランスの日本代表FW伊東純也は2試合連続の先発となった。一方、リヨンはニコラス・タグリアフィコやコランタン・トリッソ、カール・トコ・エカンビ、アレクサンドル・ラカゼットら、そうそうたるメンバーが先発に名を連ねた。

 先制したのはホームのスタッド・ランスだった。24分、右サイドからマキシム・ブシが送ったクロスにボックス中央の伊東が頭で合わせると、ゴール左上に突き刺して先制点を記録した。伊東は今夏の移籍後初ゴールとなった。リヨンの攻撃を抑えながら伊東が中心となって攻めたスタッド・ランスは、1点リードで折り返す。

 63分、スタッド・ランスが退場者を出してしまう。ジオン・ロピがラカゼットへの危険なタックルで一発レッドカードとなり、残り時間を数的不利で戦うことになった。スタッド・ランスは67分に伊東を下げ、DFエマニュエル・アグバドゥを投入して逃げ切りを図る。

 猛攻を仕掛けるリヨンは、86分に試合を振り出しに戻す。ラヤン・シェルキが右サイドからゴールに向かうクロスを送り、ゴール前で相手に競り勝ったムサ・デンベレがヘディングで押し込んだ。

 試合はこのまま終了し、スタッド・ランスは2試合連続ドローで開幕4戦未勝利、リヨンは開幕3連勝を逃した。次節は31日に行われ、スタッド・ランスは敵地でアンジェ、リヨンはホームでオセールと対戦する。

【スコア】
スタッド・ランス 1-1 リヨン

【得点者】
1-0 24分 伊東純也(スタッド・ランス)
1-1 86分 ムサ・デンベレ(リヨン)