アヤックスに所属するガーナ代表MFモハメド・クドゥスのプレー集が話題になっている。

■レンジャーズ撃破に貢献

 アヤックスは9月7日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループA開幕節で、レンジャーズと対戦した。クドゥスはCFの位置でスタメン出場した。

 偽9番のタスクを担った同選手は、中盤での組み立てに参加しつつ、素早いターンからの鋭いドリブルで何度も相手選手を翻弄する。32分にはステフェン・ベルハイスの得点をアシストし、その1分後にはペナルティエリア左から豪快なシュートを自ら突き刺している。さらにこの試合で89分までプレーしてパス成功率は100%。脅威のスタッツでレンジャーズ戦の4-0勝利に貢献した。

 この試合でのクドゥスのプレー集をCL公式ツイッターが投稿すると、「次の100億円プレーヤーだ」や「スターボーイ」といった称賛コメントがいくつも送られた。

 2000年生まれの逸材レフティにはこれからもアヤックスを牽引することを期待したい。

■主力を大量放出するも好調をキープ

 アヤックスでは今夏、昨季まで指揮を執ったエリック・テン・ハーグ監督が退任してマンチェスター・ユナイテッドの指揮官に就任。そのユナイテッドにはリサンドロ・マルティネスとアントニーを引き抜かれた。またセバスティアン・ハラーがドルトムントに、ライアン・グラフェンベルフがバイエルン・ミュンヘンに移籍するなど、指揮官と主力選手が次々にクラブから去ってしまった。

 それでも、新指揮官のアルフレッド・スロイデル監督の下、今シーズンのエールディビジではここまで6試合を戦って唯一全勝を記録中だ。新たに獲得した選手が融合し、残留した主力選手が躍動している中、リバプールとナポリも同居するCLグループステージを突破できるか。