ことし11月20日に開幕する「FIFA ワールドカップ カタール 2022」。日本代表選手たちの素顔に迫る番組『サッカー日本代表独占インタビュー THE VOICE』(7月20日放送)において、堂安律が、ワールドカップへかける思いを激白。日本代表への並々ならぬ思いを語った。
2018年の国際親善試合でFIFAランク5位(当時)の強豪ウルグアイを相手に代表初ゴールを決め、勝利に貢献した当時を振り返り「間違いなく人生のベストゴールの1つになる」と言い切る堂安は「自分のゴールが嬉しいというよりも、自分のゴールですごく周りの人が喜んでくれて」と、当時の反響を振り返った。
【映像】今のサッカー日本代表に足りないものとは?
海外のリーグの活躍で、街のサポーターからは喜びの声を受けることはあるが、日本から「おめでとう」と言われることはないと明かすと「『日本を背負っている』と考え出したのは、やっぱり彼ら(日本のファン)が一緒になって『悔しい』とか『おめでとう』とか言ってくれることに対して。日本代表が人に与える影響力は、その試合のあとに感じました」とコメント。これをスタジオで聴いていた、元日本代表の中村憲剛氏は「わかる、わかります」と噛みしめるように反応した。
「いまの日本代表に足りないものとは?」と問いかけると、堂安は「間違いなく組織力は日本ってすごい。チームのためにやる協調性だったり、チームのために身体を張れる犠牲心は日本人は優れている」と、まずは日本の強みについて言及。
「そこはさすがだなと思うんですけど。1人で局面を変えられる選手が世界には数多くいて。ゼロの状況からビッグチャンスを作れる選手は、あまり日本人にはいないのかな」と分析すると「それをW杯という最高の舞台でやれたら」と、みずからがゲームの流れを変えるような選手になりたいと目標を掲げていた。