■9月17日/ブンデスリーガ第7節 シュツットガルト 1ー3 フランクフルト

 9月17日、ブンデスリーガの第7節が各地で行われ、シュツットガルトがフランクフルトを迎えた一戦で、サッカー日本代表・鎌田大地が好調さをアピールした。

 この試合は、シュツットガルトから遠藤航と伊藤洋輝が、フランクフルトから長谷部誠と鎌田が先発出場。日本人選手4人がスタートからピッチに立つ試合となった。

 そんな日本人対決で先制したのはアウェイチームだ。開始早々の前半6分に絶好の位置で直接FKを得ると、これを蹴るのは鎌田。鋭いボールがゴールに迫るも、相手GKの正面。しかし、これは弾くのが精いっぱいで、そのはね返りをMFローデが押し込んでゴールを決めたのだ。

 フランクフルトが1点リードして折り返すと、後半10分、鎌田が今度は直接決める。ゴール前の右で得たFK。日本代表アタッカーが右足を振り抜くと、ジャンプした相手の壁に当たって軌道がやや変化。なんと、相手GKの股を抜く形でゴールネットを揺らしたのだ。鎌田が直接FKから2点に絡んだ。

 その後、ホームチームが後半34分に1点を返すものの、試合終了間際にフランクフルトが追加点をゲット。アウェイチームが3-1で勝利した。なお、鎌田、遠藤、伊藤、長谷部の4人全員がこの試合でフル出場を果たした。

■鎌田は絶好調のまま代表へ

 フランクフルトはこれで3勝2分2敗と勝ち星を先行させることに成功したものの、シュツットガルトは7戦していまだ未勝利という状況だ。

 鎌田はこのゴールでリーグ戦今季4得点目。絶好調の状態で、9月19日から始まる代表合宿に合流する。遠藤、伊藤も同じく代表合宿に合流。この合宿が本大会メンバー発表前の最後のアピールの場となる。この合宿はドイツ国内で行われるだけに3人にとっては恩恵も大きいだけに、良いプレーを披露したい。