イタリア代表が圧巻の2ゴールでハンガリー代表に勝利を収め、リーグAの1位に与えられるファイナル4への出場権を手にした。

■2ゴールで勝利

 UEFAネーションズリーグ(UNL)リーグAグループ3第6節、ハンガリー代表対イタリア代表が現地時間9月26日に行われた。アウェイのイタリアが2−0の勝利を収め、ファイナル4進出を手にした。

 ファイナル4進出をかけた一戦で、イタリアはジャコモ・ラスパドーリやジョルジーニョ、ニコロ・バレッラやレオナルド・ボヌッチ、ジャンルイジ・ドンナルンマなどがスタメンに名を連ねた。

 先制ゴールが生まれたのは前半27分、相手選手がGKへバックパスをした瞬間にウィルフリード・ニョントがプレスをかける。そしてハンガリーGKペーテル・グラーチとニョントが接触しボールがこぼれると、そのこぼれ球を拾ったラスパドーリがゴールを決めた。

 前半は1−0のイタリアリードで折り返すと、52分に追加点。イタリアはペナルティエリア手前でボールを繋いでいくと、バレッラがペナルティエリア右に走り込んだブライアン・クリスタンテにスルーパスを供給。クリスタンテはグラウンダーの折り返しを中に入れると、フェデリコ・ディマルコがダイレクトでゴールネットを揺らした。

■ファイナル4へ

 その後、ドンナルンマの好セーブも出てイタリアが無失点に抑え、2−0の勝利を収めた。勝利したイタリアは勝ち点を11に伸ばし1位が確定。ファイナル4進出が決定した。

 カタールワールドカップ出場権を逃したイタリアに対してSNS上では「本当にW杯で見たかった」や「これでW杯出れないのは辛い」、「イタリア守備強すぎるし攻撃力もあるし強過ぎないか」や「敵地で完封できるのはまさしく強者の証ですね」などの声があがった。この2チームがW杯で見られないのは、本当に信じられないほどの良い試合だった。