アルゼンチンサッカー連盟(AFA)のチキ・タピア会長が、リオネル・スカローニ監督(44)との契約更新を発表した。

【写真】会長と監督が肩組み2ショットで契約延長を発表

スカローニ監督は、母国のニューウェルズ・オールドボーイズやエストゥディアンテスでプレーし、その後海を渡ってヨーロッパに挑戦。デポルティボ・ラ・コルーニャやウェストハム、ラシン・サンタンデール、ラツィオ、マジョルカ、アタランタでプレー。2015年7月に引退した。

アルゼンチン代表としても活躍していた中、引退後は指導者となり、セビージャではホルヘ・サンパオリ監督の下でアシスタントコーチに就任。その後、サンパオリ監督とともにアルゼンチン代表のアシスタントコーチに就任すると、2018年7月からはU-20アルゼンチン代表の監督に就任。すると、直後の8月からA代表の監督を任された。

初の監督業が代表チームという経歴となったスカローニ監督。しっかりと南米予選を勝ち抜き、カタール・ワールドカップ(W杯)の出場権を獲得するなど結果を残し、2021年のコパ・アメリカでは見事に優勝を果たし、タイトルをもたらしていた。

そのスカローニ監督は、27日に行われたジャマイカ代表との国際親善試合で、35試合無敗を達成。これは、アルゼンチン史上最長記録を更新しており、イタリア代表が2018年10月から2021年10月までに記録した37試合に迫っている状況となっている。

タピア会長は自身のツイッターにスカローニ監督との2ショットを掲載し、2026年のW杯まで指揮を任せることを発表した。

「2026年のワールドカップまで、アルゼンチン代表の監督として、リオネル・スカローニが続けることに合意したことを伝えることができ、誇りに思う」

「我々は代表チームという総合的なプロジェクトに賭けている。しばらくはスカローニが務める」

【写真】会長と監督が肩組み2ショットで契約延長を発表