ポルティモネンセは27日、日本代表GK中村航輔と契約延長で合意に達したことを発表した。
発表によると、新たな契約の期間は2025年6月末まで。また、契約解除条項は4000万ユーロ(約55億円)に設定されている。
現在27歳の中村航輔は2021年1月に柏レイソルからポルティモネンセに移籍。加入当初は出場機会が与えられず、2020-21シーズンは公式戦出場なしに終わり、翌21-22シーズンも公式戦6試合の出場にとどまっていた。
今季も開幕から4試合は出番がなかったが、守護神として君臨していたブラジル人GKサムエルが9月にポルトに電撃移籍。リーグ第5節のファマリカン戦で今季初先発を飾ると、相手を無失点に抑え勝利に貢献。その後はスタメンに定着し、ここまで公式戦3試合の出場で2度のクリーンシート(無失点試合)を記録している。
ポルティモネンセでようやく定位置を確保し、徐々に存在感を発揮しつつある中村航輔。今後の活躍にも注目だ。