モロッコ代表が主力サイドバック2人を欠いて次節のベルギー代表戦に臨む可能性が出てきている。

モロッコは23日に行われたカタール・ワールドカップ(W杯)のグループF第1節でクロアチア代表と対戦し、0-0で引き分けた。

同試合では前回大会準優勝チーム相手に堂々とした戦いぶりを見せたが、後半序盤に左サイドバックで先発したDFヌサイル・マズラウィが負傷。担架に乗せられてピッチを後にしていた。

さらに、フランス『フット・メルカート』によると、DFアクラフ・ハキミが同試合でハムストリングを負傷した可能性があるという。

クロアチア戦では後半にハムストリングの違和感を訴えながらもフル出場したハキミだが、現時点では中3日で臨む27日のベルギー戦の出場が微妙な状況のようだ。

仮に、ハキミが間に合わない場合、左サイドバックはDFヤヒア・アティヤト・アラーが引き続き代役を担う形となるが、右サイドバックは本職不在で戦うことになるかもしれない。