決勝トーナメント進出を懸けた大一番、日本対スペイン戦に注目
森保一監督率いる日本代表(FIFAランキング24位)は、12月1日(日本時間2日4時)にカタール・ワールドカップ(W杯)グループリーグ第3戦でスペイン代表(同7位)と対戦する。韓国紙「ソウル経済」は「日本のベスト16入りは、おそらく韓国よりも難しい」と分析した。
決勝トーナメント進出を懸けた大一番。日本が勝てば突破が決まる一方、負けると敗退となる。また引き分けた場合、他会場の結果に左右される。ドイツ対コスタリカ戦がドローの場合は日本が突破、コスタリカが勝利の場合は日本敗退、ドイツが勝利の場合は結果次第(1点差勝利なら総得点次第。2点差以上勝利で日本敗退)となる。
記事では「ドイツに勝っても…韓国よりも難しい日本の16強」と注目。「日本は初戦でドイツに2-1の逆転勝利を収め、今大会の有力なダークホースに浮上した。早期にベスト16入りを決定づける嬉しい想像もしていた。しかし、第2戦でグループE最弱と評されていたコスタリカに0-1で敗れ、ベスト16入りは霧の中となった」と伝えている。
1分1敗で3位の韓国は、12月2日の第3戦で首位ポルトガルと対戦するなか、「日本のベスト16入りは、おそらく韓国よりも難しい。韓国の相手であるポルトガルがすでにベスト16入りを確定した反面、スペインは依然として脱落の可能性が残っているためだ。少なくとも引き分け以上の結果を出さなければならないスペインとしては、日本戦に全力を尽くさなければならない」と考察した。
スペインは主力の温存が報じられている一方、森保ジャパンはDF酒井宏樹(浦和レッズ)が左太もも裏の違和感、MF遠藤航(シュツットガルト)が右膝の痛みにより前日練習で別メニューとなっており、スペイン戦を欠場する見込み。16強入りを懸けた一戦の行方に注目が集まる。(FOOTBALL ZONE編集部)