日向坂46の影山優佳さんが、カタール・ワールドカップ(W杯)の戦いを終えた日本代表についての想いを綴った。

【写真】台本に書かれた日本代表へ想い、真っ白な私服に代表のタオマフ

5日、日本は史上初のベスト8進出を懸け、前回大会準優勝のクロアチア代表とラウンド16で対戦した。

今大会はドイツ代表、スペイン代表と2つのW杯王者とグループステージで同居。突破がの可能性が非常に難しいと見られた中、日本は初戦でドイツに逆転勝利。そして第3戦でスペインに逆転勝利を収め、グループステージを首位で突破した。

そして迎えたクロアチア戦。相手に支配される時間帯もありながら前田大然のゴールで先制。今大会を通じて初めて先制したが、後半に追いつかれると、そのまま試合は120分を終えても1-1で終了。PK戦では3人が相手GKにセーブされるなどし、1-3で敗れ、4度目の挑戦でもベスト16を超えることはできなかった。

普段からサッカー好きとして知られ、サッカーへの愛情と鋭い分析が話題の影山さんは、「ABEMA」では日本戦の中継にも出演するなど本領を発揮。このクロアチア戦も、1-1でPK戦にも連れ込んで勝利すると予想し、ほぼ的中させるという鋭さを見せていた。

その影山さんは試合後に自身のインスタグラムを更新。番組の台本に自分が感じたことをメモしたものを公開するとともに、悔しさも残る中で、日本代表への想いを長文で綴った。

「日本 対 クロアチアの試合が終わりました。取り急ぎ、私の想いを書きとめさせていただきます。散文となりそうです、すみません!」

「本当に本当にレベルの高く素晴らしいゲームを私たちに届けてくださりありがとうございました!私はアジア最終予選から応援アンバサダーのような役職をいただき、ファンの皆さんの先頭に立って日本を応援する覚悟で日々取り組ませていただきました」

「そこでは日本代表の戦術をはじめとした様々な試行錯誤の過程を学ばせていただいたとともに、今のこの世界や社会でファンのみなさんの「声」がどれほどストレートに心にずしんと届くかということを身をもって感じることができました」

「日本中からの応援を一身に背負って、仲間のために勝利のために、自分を信じて諦めずに突き進んでいく代表選手・監督に私も勇気や感動をいただきました。改めて、本当にありがとうございます」

「「信じれば夢は叶う」という言葉をさも自分が生み出したかのように日本の試合のたびに口にしていたのですが、そう思わせてくれたのも実際にそうしたのもみなさんの力です」

「どうしても手の届かない目標がより鮮明にかたちづくられて、たとえ初めはそれが口に出すことを躊躇するほど大きなことだったとしても、叶う夢、叶うからこそ叶えたい夢になるんだなあと思うようになりました」

「だからこそ、これからは!叶う夢を叶えたいです!」

「みなさんと一緒に叶う夢を追い続けたいです!だってこんなにも楽しくてワクワクして感動して、悔しくて涙が出てくるんですもん!最高です。最高に素敵です」

「私はその場で浮かんだ言葉たちをまとめるのが下手で、これまで台本1ページ1ページにその言葉をメモしてきました」

「今回の生放送上で、突然溢れ出た言葉をうまく自分で処理できず申し訳なく思っています。もしよろしければそのメモたちを見ていただけると嬉しいなあと思います。よろしくお願いします!」

「そして、ワールドカップはまだまだ続いていきます!これからさらに白熱するワールドカップを盛り上げていくために精進していきます!」

「今回の大進撃を機に「サッカーって楽しい」「さらに好きになった」というみなさんにも、例えば「日本と激闘を繰り広げたクロアチアがどのように世界を相手に挑戦していくのか」「日本が勝ったスペインってこんなに強いんだなあ」といったように、この先も続く楽しみや興奮を感じながらワールドカップという最高の舞台を私と一緒に味わっていただけたら嬉しいです。これからもよろしくお願いします!!!!!!」

「泣くのは嬉し涙だけって、スペイン戦の時に誓ったので、おうちに帰った今、ゆっくりと自分の感情と向き合うことにします」

多くの人が想像していなかった結果を残した日本代表への想い。同じ想いを持つ人は、今この時点では多いはず。日本サッカーの未来のためにも、その想いを持ち続けていってもらいたいところだ。

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