【プレミアリーグ】クリスタルパレス0-4トッテナム(日本時間1月5日/セルハースト・パーク)
智将コンテも思わず咆哮した。ケイン、ソン・フンミンの連係からチャンスが生まれ、最後は伏兵ドハーティがシュートをゴールに流し込むと、ベンチに座っていたイタリア人指揮官は立ち上がり、感情を爆発させた。これには解説を務めた粕谷秀樹氏も「座っているコンテに興味はない」と歓迎している。
【映像】3点目のゴールにコンテの感情爆発
前半からクリスタル・パレスの攻撃を耐えしのいだトッテナムは、後半開始早々にケインが2ゴールを奪って試合の主導権を握った。そして68分にダメ押しの3点目が決まる。
左サイドのケインが相手選手のクリアを拾うと、中に切り込む形でドリブルをスタート。そして一時的にポジションを入れ替えていた中央のソン・フンミンへとパスを送り、韓国代表はシュートを打つことを試みた。ところが対峙したDFがかなりタイトに守備をしたためシュートを打つことができず、ソンはケインへの折り返しを選択。そのボールは相手DFに当たって通らなかったものの、こぼれ球がドハーティの前にこぼれて、同選手は左足でゴールへとシュートを流し込んだ。
この勝負を決するダメ押しの3点目が決まると、ベンチに座っていたコンテ監督は立ち上がって吠えた。すると、この試合を通じてコンテが元気がないと指摘していたABEMA解説の粕谷秀樹氏は「そうそうああやって感情を出さないと。ベンチに座っているコンテなんてイングランドのメディアは興味がない」と辛口のコメントでその様子を歓迎した。
敗れた前節アストン・ヴィラ戦では終始、苦い表情をするなどコンテ監督らしくない振る舞いが続いていた。今節のゴールラッシュで、ようやく本来のコンテ監督に戻ったようだ。
(ABEMA/プレミアリーグ)