【プレミアリーグ】クリスタルパレス0-4トッテナム(日本時間1月5日/セルハースト・パーク)

10試合連続で先制ゴールを奪われていたトッテナムのピンチを救ったのは守護神・ロリスだった。ゴール前でガーナ代表FWのJ.アイェウに強烈なシュートを放たれるも、軸足を抜いて身体を素早く倒す高等技術”コラブシング”によるスーパーセーブでチームを救った。

【映像】“神の右手” 守護神・ロリスのスーパーセーブ

前節アストン・ヴィラ戦までに10試合連続で先制点を献上していたトッテナムは、今節クリスタルパレス戦も前半から相手に多くのチャンスを作られた。それでも失点をしなかったのは守護神の活躍があったからである。

スコアレスで迎えた27分、左サイドをクリスタルパレスのコートジボワール代表FWザハがドリブルで突破。ペナルティエリア内中央で待ち構えたFWアユーへとパスを出すと、ガーナ代表FWは目の前のフランス代表DFラングレの間合いを外してシュート。グラウンダーの強烈なシュートは枠を捉えたが、守護神ロリスが素早く身体を右に倒して失点を防いでみせた。

ABEMAで実況を務めた福田浩大氏が「よく止めましたロリス」と伝えたように、決して難易度の低いシュートストップではなかった。それでも低い重心から素早く身体を倒してシュートを止めるコラブシングの技術を駆使して上手くセーブした。

前節アストン・ヴィラ戦では相手MFのミドルシュートをこぼしてしまい失点に関与したロリスだったが、今節は集中した対応で無失点に抑えた。仮にこの場面で失点をしていたら、そのままズルズルと大量失点をしてもおかしくない試合内容だっただけに、守護神のビッグセーブが両チームの明暗を分けることとなった。

(ABEMA/プレミアリーグ)