1.4東京ドーム大会「戦国炎舞 -KIZNA- Presents WRESTLE KINGDOM 11 in 東京ドーム」のメインイベント、オカダ・カズチカ対ケニー・オメガ。
両レスラーがいま出せるパフォーマンスを出し切った試合は、46分45秒の激闘の末にオカダが勝利し、2度めの防衛に成功という結果以上にプロレス・ファンに「オカダ体制」への信任を問う意味でも極めて重要な試合だった。
46分間にギッシリと中身がつまった一進一退の攻防は、両レスラーのキャリアを代表する最高傑作といえる内容だった。40分を経過した当たりですでに、オカダはレインメーカーをカウント2でかわされ、オメガも何度も試みた片翼の天使を封じられる。互いのカードを出し切った中での後半の展開は圧巻だった。