(ブルックスにオブライトを決めた橋本。真っ向勝負での勝利だ)
11月29日に開幕したDDTのシングルリーグ戦『D王グランプリ』における注目選手は、センダイガールズプロレスリング(仙女)の橋本千紘だ。男子のトップ選手が集まるリーグ戦に、女子レスラーがエントリーしたのである。
DDTでは里村明衣子、DASH・チサコと組んで6人タッグ王座に就いたことがある橋本。しかしシングルでの闘いはタッグマッチ以上にフィジカルの差が出るように思われた。開幕戦で橋本が対戦したのはイギリスのクリス・ブルックス。193cmと長身で(橋本は158cm)、KO-D無差別級タイトルマッチで竹下幸之介と大熱戦を展開したこともある。一時期は新日本プロレスに参戦するのではないかと噂されたほどの選手だ。