12月6日にマレーシアで開催されたONE Championshipクアラルンプール大会で、リース・マクラーレン(オーストラリア)がリアネイキドチョークでグルダーシャン・マンガット(インド/カナダ)に1ラウンド1本勝ち。2019年は相次ぐ判定での際どい敗戦に泣くことが多かったグラップラーが、来年のタイトル奪取やUFC元王者・デメトリアス・ジョンソン戦などに向け見事な復活を果たした。
リース・マクラーレンの2019年をひと言で表現すると「判定に泣いた1年」だ。オーストラリア屈指のグラップラーにとって今年はその力が過小評価される程、不運な敗戦が続いた。本命の一角とされたフライ級トーナメントでは、カラットアクメトフに判定負け。負傷欠場で繰り上がった4月の日本大会でも、優勢に試合を運んだものの、ダニー・キンガド(フィリピン)の前に僅かなポイント差で涙をのんだ。