(広田のボ・ラギノールが完璧にヒット)
 11月のDDT後楽園ホール大会からスタートした「赤井沙希“おきばりやす”七番勝負」は、女子プロレスの幅広さと奥深さをファンに知らしめる闘いにもなっている。初戦で赤井が闘ったのは人気団体アイスリボンのトップ選手・藤本つかさ。敗れた赤井だが顔面に強烈な蹴りを叩き込むなど“激しさ”で観客を魅了してみせた。
 12月28日、後楽園ホール大会での2戦目で対戦したのは旧姓・広田さくら。コミカルな試合をさせたら業界で右に出る者はいないだろうという、ある種の猛者である。