K-1ルールの団体戦・抜き試合で各チームがトーナメント戦を争う『格闘代理戦争 K-1 FINAL WAR』は、これまでのシリーズと同様、あるいはそれ以上にドラマチックなものになった。
18日に行われた決勝で対戦したのは、ゲーオ・ウィラサクレックが監督を務めるムエタイ軍団ゲーオーズと、最後にエントリーしたSKR連合。佐藤嘉洋、城戸康裕、梶原龍児の3人が監督のチームだ。
トーナメント開始前、最も未知数だったのが、このSKR連合。しかし、いざ試合をしてみると他のどのチームよりも輝いた。1回戦では古宮晴が番組初の3人抜きを達成。一人でチームの勝利を決めてしまった。快挙に加え、古宮は難聴で、リング上では“音のない世界”で闘っていた。同じ境遇の人に勇気を、そんな思いも持って闘う古宮の姿は大きな話題となった。