「撮らないで!」山田邦子、レフェリーに怒られる珍事 中嶋のシャッタータイムを煽り…
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 8月10日に開催されたプロレスリング・ノア横浜文化体育館大会。丸藤正道、宮本裕向、望月成晃vs中嶋勝彦、谷口周平、モハメド・ヨネの6人タッグマッチで注目されたのが、カメラを巡る主導権争い。「ノアご意見番」こと山田邦子も巻き込み、熱戦のなかでコーナーに設置されたサブカメラを巡る激しい見切り合戦が繰り広げられた。

【映像】「撮らないで」レフェリーが厳重注意

 6人のなかで特に絶好調なのが中嶋だ。1週間前に拳王との激しい戦いの末にGHCナショナル王座から陥落したばかりだが、敗れてもなおリング上での存在感を増しつつある。

 この日も黒光りした肉体に不敵な笑みを浮かべリングインすると、宮本のイン・ローへ鈍い音のする蹴りでコーナーに追い込み、ロープに寄り掛かると恒例のシャッタータイム。サブカメラと観客に向かいカメラ目線で猛アピールだ。

 お約束の展開に、ABEMAで解説を務めた山田邦子も「(中嶋選手は)写真を撮らないと怒るんですよ……」とカメラを構えて準備万端の様子。当然ながらロープを使った相手への攻撃は反則行為だ。

「撮らないで!」山田邦子、レフェリーに怒られる珍事 中嶋のシャッタータイムを煽り…
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 さらに悪乗りした中嶋が、放送席を意識しながら位置を変えてシャッタータイムをアピール。すると、写真撮影を意識してロープブレイクを解かない中嶋を煽ったという理由で、西永秀一レフェリーがリング外の山田に対して「ダメダメ撮らないで!」と怒って注意するという珍しい一幕も。

 突然のダメ出しに山田も思わず「何で私が西永さんに怒られたんですか」と苦笑い。さらに調子づいてカメラを意識した中嶋だが、今度は宮本の反撃で逆襲のシャッターチャンス。さらに望月まで参戦し、コーナー際で我先にとカメラへの写り込みを争った。

 そんなカメラを巡る主導権争いの中で1人冷静だったのが丸藤。流れるようなヒザと蹴りの連打から新必殺技の“真虎王”を炸裂させ、ヨネから3カウントを奪ってみせた。試合後にはコーナーポストに登り、正しいカメラ位置に修正する律儀な姿に解説席も感心しきりだった。

【映像】「撮らないで」レフェリーが厳重注意
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