僕は格闘技が好きだ。僕には格闘技が必要だ。ただ僕は格闘技業界に絶望している。言葉の意味の通り。望みがないんだ。
 新型コロナウイルス感染症拡大の影響で諸々の問題が顕在化しただけなのかもしれない。それにしても見ていて辛いことが多いし、見苦しいことはしたくないものだと、自分自身に言い聞かせるような日々を過ごしていたように思う。今もそれは変わらない。ずっと苦しんでいるし、ずっと怒っている。とにかく何かエネルギーを溜め込んでいることは確かで、それを成仏させる場所がないのだろう。