所属団体の最高峰タイトルである「鳳凰位」を4度、「十段位」を5度獲得し、2018年に開幕したプロ麻雀リーグ「Mリーグ」でも2シーズン連続で好成績を残しているKONAMI麻雀格闘倶楽部・前原雄大(連盟)。いくつもの修羅場をくぐり抜けてきたレジェンド雀士でさえ、セミファイナルで敗退した2019シーズンは「麻雀の怖さを改めて感じた」という。Mリーグの難しさを「精神が揺さぶられる」と表現する大ベテランは、どんな逆境にも動じない“不動心”を追い求めて、63歳を迎えた肉体を鍛え抜いている。