ファンも思わずもらい泣き 瀬戸熊直樹「迷惑かけた」父の誕生日に送る勝利で“クマの目に涙”/麻雀・Mリーグ
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 この日は父親が79歳の誕生日。TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)はやや照れながら「たまには親父のために頑張ろうと思いました」と思いの丈を語った。プロ麻雀リーグ「大和証券Mリーグ2020」12月11日の第2試合で、父に捧げる今期5勝目。インタビュー中に涙ぐむ場面もあった瀬戸熊に、ファンももらい泣きのコメントが投稿された。

【動画】瀬戸熊直樹、父親を思い涙…

 この試合の対局者はEX風林火山・滝沢和典(連盟)、U-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦)、渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)、瀬戸熊の並びでスタート。まず朝倉がスタートダッシュを決め、3局連続アガリで持ち点は5万点を越えた。追いかける瀬戸熊は、東4局1本場、リーチでさらなる加点を目指す朝倉に追っかけリーチ。見事、一発でロンアガリを決めると、これがリーチ・一発・平和・ドラ2の1万2000点(+300点)を獲得、トップ目に立った。

 その後も効果的な加点に成功した瀬戸熊、オーラスはラス回避の仕掛けに出た白鳥へ、アシスト気味に打った七万で狙い通り1000点の放銃、見事なゲームメイクで、今期5勝目を挙げた。

 インタビューではまず誕生日の父への祝いを述べ、どうしてもこの日に勝ちたかった思いを明かした。「これからも長生きしてください」と頭を下げた瀬戸熊に視聴者も「カッコいいな」「親孝行!!」「イイハナシダナー」とコメントを投稿。また、瀬戸熊は「麻雀プロになって、迷惑をかけて…」と連盟でのプロデビューからMリーガーとなったこれまでの道のりを思い浮かべると、思わず目に涙が浮かび、その後も言葉に詰まる場面があった。これにファンは「泣ける」「そんな日に勝てる男よな」「いい話や」「こんなかっけー歳の取り方したいな」と思い思いのコメントを書き込んでいた。

ファンも思わずもらい泣き 瀬戸熊直樹「迷惑かけた」父の誕生日に送る勝利で“クマの目に涙”/麻雀・Mリーグ
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 このトップでチームは同日2連勝、セミファイナル進出のラインとなる6位へ浮上した。以前から瀬戸熊は「200ポイントのマイナスというのが僕の中で一つの区切り。調子が悪くても、それより数字が悪くならないようにしたい」としていたが、この日はそのラインも乗り越え、上位進出を窺える位置へ。この日の瀬戸熊はツモアガリの際にキレッキレの「トルネードツモ」でファンを魅了、今年で五十路と円熟味のある魅力に加え、まだまだ若々しいところを披露した。目指すは来春の戴冠。頂点を争う戦いで、瀬戸熊は父をさらに喜ばせる、奮迅の活躍を見せることができそうだ。

【第2試合結果】

1着 TEAM雷電・瀬戸熊直樹(連盟)4万7900点/+67.9

2着 U-NEXT Pirates・朝倉康心(最高位戦)3万4800点/+14.8

3着 渋谷ABEMAS・白鳥翔(連盟)1万2300点/▲27.7

4着 EX風林火山・滝沢和典(連盟)5000点/▲55.0

【12月11日終了時点での成績】

1位 EX風林火山 +314.7(40/90)

2位 渋谷ABEMAS +240.4(40/90)

3位 KONAMI麻雀格闘倶楽部 +222.6(40/90)

4位 赤坂ドリブンズ +25.6(40/90)

5位 U-NEXT Pirates ▲71.3(40/90)

6位 TEAM雷電 ▲167.0(40/90)

7位 KADOKAWAサクラナイツ ▲188.9(40/90)

8位 セガサミーフェニックス ▲376.1(40/90)

※連盟=日本プロ麻雀連盟、最高位戦=最高位戦日本プロ麻雀協会、協会=日本プロ麻雀協会

◆Mリーグ 2018年に発足。2019シーズンから全8チームに。各チーム3人ないし4人、男女混成で構成され、レギュラーシーズンは各チーム90試合。上位6チームがセミファイナルシリーズ(各16試合)、さらに上位4位がファイナルシリーズ(12試合)に進出し、優勝を争う。

(ABEMA/麻雀チャンネルより)

勝利のポーズもばっちり
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目に涙を浮かべる瀬戸熊直樹
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