文化庁メディア芸術祭とは 専門家“今の流行に10年前から注目” 2017/03/20 02:11 拡大する 20年前から文化庁が主催している「文化庁メディア芸術祭」、通称“メ芸”。アート、アニメーション、エンターテイメント、マンガの4つの部門ごとに世界各地から作品を募集。審査の上、その中から受賞作を選ぶアートとエンターテイメントの祭典だ。 1997年に設立された歴史のあるイベントに物語評論家のさやわか氏は「2004年にはプロジェクションマッピングの元になるようなものが大賞。いわば今の流行を作るようなものが10年ぐらい前から注目されている」「政府が扱うサブカルチャーとかで賞を与えるようなものはクールジャパンとかがありますが、あれは経産省がやっていて、あらかじめ人気があったり、よく売れているものを日本の外部に持ち出そうというプロジェクト。こっちは文化庁がやっていて、いわば今売れていなくてもいいから、ちゃんと文化として価値があるかどうかを判断している」と価値を高く評価。 続きを読む