役所広司が主演を務め、『凶悪』『日本で一番悪い奴ら』の白石和彌監督がメガホンをとる2018年春公開の映画『孤狼の血』。5月某日、広島・呉で行われた撮影現場に密着した。
 「警察小説」× 仁義なき戦いと評される柚月裕子原作のミステリー小説『孤狼の血』は、昭和63年の広島を舞台とした警察、あるいは暴力団という組織にいながらも"誇り"を賭けて生々しく、荒々しく生きる男たちの物語。暴力団との癒着を噂される刑事・大上章吾役を役所広司、大上とタッグを組む若き刑事・日岡秀一役を松坂桃李、クラブリコのママ・高木里佳子役を真木よう子、五十子会の組長を石橋蓮司、尾谷組の若頭・一之瀬守孝役を江口洋介が演じる。