横浜DeNAは29日、ナゴヤドームで行われた対中日5回戦で、延長10回の攻防の末に主砲・筒香の勝ち越し6号2ランで試合を決めて13勝目を挙げた。
 10回表の攻撃では先頭打者の2番・大和がヘッドスライディングでショートへの内野安打をもぎ取り、続く3番・筒香が殊勲の一発でその思いに応えた。その裏、マウンドに上がった守護神・山崎康晃はアルモンテに四球を与えるも要所を締め、今季9セーブ目を飾った。
 10回の攻撃に象徴された今シーズンの横浜DeNA「ここ一番の強さ」ついて、野球解説者の岡島秀樹氏は「昨シーズン、日本シリーズでの経験が糧になっている」と、その要因を分析した。