「首を吊ろうと思った。もう、にっちもさっちもいかなくてね…店内にある穴にひもをつるして、首を吊ったら楽だなぁと」
新型コロナウイルスの感染拡大が世界で猛威を振るういま、横浜市に店を構える「3丁目カフェ」は、生き残りをかけてがけっぷちの戦いを続けている。イベントスペース付きのカフェを営むオーナーの大野承さん(73)によると、緊急事態宣言を受けて現在お店は休業中。場合によっては100人くらいが入る催し物もあるが、3月の頭からライブやパーティーはすべてキャンセルになった。店の維持費はひと月で200万円が必要になる。