帝国データバンクが先月発表した7月の倒産件数は847件。政府も様々な支援策を講じる中、飲食業界に限れば、年間最多ペースで増えているという。同社の赤間裕弥・東京支社情報部長は「3月、4月と、(例年より)約15%~16%増加してしまった。このままいけば、倒産件数が年間1万件という予想になる」と懸念を示す。これが現実となれば、リーマンショックの余波による2013年以来、実に7年ぶりのことだ。