昨年、実写映画が大ヒットした魔夜峰央(まやみねお)による漫画『翔んで埼玉』。埼玉を徹底的に”ディスる”作品として話題となったが、同作者が”新潟県”を題材にした新刊を発表し反響を呼んでいる。
10月16日に小学館から発売される『2万光年翔んで新潟』は魔夜峰央の地元の新潟が舞台。本作は、魔夜峰央の倉庫から”発掘”してきた単行本未収録作品だという。小学館の公式サイトでは「新潟とは文明から取り残された未開のへき地である!」「新潟に不時着した宇宙人を、ニューヨークと嘘をつく新潟県民たち。村長は大統領、駐在所はペンタゴン、二宮金次郎像は自由の女神、たくあんはクロワッサン…、すっかり騙される宇宙人だが、その真の狙いとは…?」とあらすじを紹介している。
発表を受けてSNSでは「愛をもってディスりまくってほしい」「新潟県民にはそのへんの米でも食わせておけ!とかになるのかな」「長野や金沢と敵対するのかな?」など期待の声が続々と寄せられており、新潟県観光協会の公式Twitterも「新潟版出るの!?読みて!!!!!」と投稿していた。
コメンテーターで記者・ノンフィクションライターの石戸諭氏は「さすが魔夜先生!すごく楽しみです」とコメントすると、「自虐ネタが流行っていますが、面白くてネタになるので良いのではないでしょうか。あと、深い愛情を感じますしそういうのが大事ですよね」と話した。