将棋の叡王戦段位別予選(七段戦)が12月12日に行われ、佐藤紳哉七段(43)が小林宏七段(57)を99手で下し、初戦を突破した。

【中継】叡王戦 小林七段-佐藤紳七段

 2020年度は7割近い勝利を誇り好調な佐藤七段は、相矢倉の出だしから互角のまま終盤の攻め合いに。小林七段が見せた一瞬の隙に鋭く切り込むと、その後は形勢で大ききリード。勝勢になってからは確実な指し手を続け、逆転を許さなかった。

 叡王戦は四段から九段までに分かれた段位別予選を行い、12人が通過。シード棋士4人を加えた16人で本戦を戦う。44人が参加する七段戦は2組に分けて行われ、各優勝者の計2人が本戦に進む。今期から主催が不二家となり、対局室には栄養補給用にお菓子ボックスが置かれている。

(ABEMA/将棋チャンネルより)