「希死念慮は時間差で現れる」「夜間が危ない」5カ月連続の自殺者増に臨床心理士が警鐘「SNSもうまく使ったコミュニケーションを」 ABEMAヒルズ 2020/12/22 22:00 拡大する 新型コロナウイルス感染が拡大する中で、厚生労働省によると11月の自殺者は全国で1835人となり、7月以降5カ月連続で前の年を上回っていることがわかった。【映像】自殺者増で女性のチャット相談も増加 こうした傾向について、明星大学心理学部准教授で臨床心理士の藤井靖氏は「6月まではむしろ自殺者数が減っていた。これはある程度我々も予想していたところで、職場や学校も含めて、コロナ禍でストレスの原因から距離が取れたことが背景の一つ思う。一方で、7月から増加に転じているということで、精神的な不調、その結果としての死にたいという希死念慮は時間差で現れる。心配された状況に今なっている」との見方を示す。 続きを読む 関連記事