「わいせつ事案等々もあったので、これからの子育てもために、しっかり厳しく取り組んでいかなければいけない」
 1月29日の会見でこう述べた坂本哲志少子化担当大臣。去年、相次いで起こった男性ベビーシッターによるわいせつ事件。逮捕されたのはいずれもマッチングサービスにより派遣されたベビーシッターだった。厚生労働省は、事件などを起こし処分を受けたベビーシッターの情報をデータベース化して自治体の間で情報を共有する方針を固め、2021年度中に開始するとした。また、マッチングサービスのガイドラインの改正、刑の執行を終えてから2年間を事業停止命令期間にすることなども提言している。