人気ライトノベルとしてアニメ化され、そちらも大好評の「Re:ゼロから始める異世界生活」(リゼロ)。同作は、主人公ナツキ・スバルが、何度も死んでは時を戻す「死に戻り」という能力を使って状況を打開していくダークファンタジー。過酷な運命、衝撃のシーン、様々な謎、そして熱烈に愛を語るシーンと、見せ場だらけの名作と言われています。個性的なキャラクターが多数登場しますが、中でも人気が高いのがラム・レムの双子のメイド。今回は、この大人気の双子について、その魅力をご紹介します。
目次
- ラノベもアニメも大人気!「Re:ゼロから始める異世界生活」(リゼロ)
- Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)大人気の双子メイド ラム・レムとは
- Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)ラムの魅力
- Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)レムの魅力
- Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)アニメ第2期が見られるサービス
- Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)ラム・レムに関するまとめ
ラノベもアニメも大人気!「Re:ゼロから始める異世界生活」(リゼロ)
<アニメ第1期イントロダクション>
無力な少年が手にしたのは、死して時間を巻き戻す"死に戻り"の力。
コンビニからの帰り道、突如として異世界へと召喚されてしまった少年・菜月昴。頼れるものなど何一つない異世界で、無力な少年が手にした唯一の力……それは死して時間を巻き戻す《死に戻り》の力だった。大切な人たちを守るため、そして確かにあったかけがえのない時間を取り戻すため、少年は絶望に抗い、過酷な運命に立ち向かっていく。
<アニメ第2期イントロダクション>
俺が必ず、お前を救ってみせる。
魔女教大罪司教「怠惰」担当ペテルギウス・ロマネコンティを打倒し、エミリアとの再開を果たしたナツキ・スバル。辛い決別を乗り越え、ようやく和解した二人だったが、それは新たな波乱の幕開けだった。想像を超える絶体絶命の危機、そして襲い来る無慈悲な現実。少年は再び過酷な運命に立ち向かう。
「リゼロ」は、長月達平さんによるライトノベルで、小説投稿サイト「小説家になろう」で2012年4月から連載されています。アニメは連載から4年後の2016年4月から半年に渡って放送。そこから約4年の間隔を空けて、第2期がスタートしました。この他、OVAが2作品、さらにミニアニメはラジオなども放送、配信されています。
主要なキャラクターは主人公ナツキ・スバル(CV:小林裕介)、ヒロインのエミリア(CV:高橋李依)、パック(CV:内山夕実)、レム(CV:水瀬いのり)、ラム(CV:村川梨衣)、ロズワール(CV:子安武人)、ベアトリス(CV:新井里美)など。異世界に迷い込んだスバルが、人間とエルフの間に生まれたハーフエルフのエミリアを、ルグニカ王国の次期国王にするために奮闘する物語ですが、スバルには強大な相手を倒せる腕力も魔力もなし。ただ情に厚く、大事な人ためには自分の危険も省みない心の強さはあり、「死に戻り」の能力を使うことで、次々と難題をクリアしていきます。原作は第5章まで発表されており、アニメで現在描かれているのは4章の部分になります。
Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)大人気の双子メイド ラム・レムとは
作品の中でも、断トツの人気を誇る双子のメイド、ラムとレム。2人とも亜人である鬼族の生き残りで、ロズワールに仕えています。エミリアに連れられて屋敷にやってきたスバルに対して、ラムは毒舌、レムはかわいらしくも痛烈な言葉を浴びせ続けるなど、そのやりとりも注目されました。その後、ラム・レムとスバルの関係はそれぞれ違った形で、力強さを増していきます。
Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)ラムの魅力
ピンクの髪色をしているラムですが、そのかわいらしい表情には似合わない毒舌ぶりと、戦闘スキルの高さ、魔法力の強さなどが特徴的です。終始、優しい口調のレムとは対照的なラムの魅力を確認しましょう。
ラムのプロフィール
また、双子の妹・レムをこの上なく大切にしており、レムに一大事が起きた際には正気を失うほど動揺しました。さらに、メイドとして仕えているロズワールについては、主従を越えた親愛を抱いています。腕力もあり、魔法も使えるラムですが、遠方までも見通す「千里眼の加護」も使いこなすことができます。
ラムの名シーン・名セリフその1
「決まっているわ。――楽をするためよ」「当たり前でしょう。バルスのやれることが増えれば、それだけラムの仕事が減る。ラムの仕事が減れば、必然的にレムの仕事も減る。良い事尽くめよ」
ロズワール邸で、ラム・レムと一緒に働くことになったスバルですが、ラムはイ文字をスバルに教えることになります。その際に言い放ったのが、このセリフ。スバルも少しは心が近づいたかと思ってきたところで言われただけに「マジぶれねぇな、お前」と語っています。
ラムの名シーン・名セリフその2
「何を隠そう、ラムの得意料理はふかし芋よ」
メイドとしては決して有能というわけではないラム。レムが作ったふかし芋を絶賛していたこともあり、そこに影響を受けたのでしょうか。これぞシンプル、簡単料理という感じですが、まさにドヤ顔といった表情で言いのけます。
ラムの名シーン・名セリフその3
「仰せのままに。この身はあの炎の夜からずっと、ロズワール様のものです」
ラムのロズワールに対する忠誠がわかるシーン。同時に単なる主従ではないものも感じさせるものでもありました。この2人がいずれ対決することになりますが、その時のファンのインパクトもかなりのものがありました。
ラムの名シーン・名セリフその4
「ロズワール様の行いの全てをラムは許容する。その中で、ラムがどう扱われてどう切り捨てられたとしても同じことよ」
これもまた、ロズワールに対する圧倒的な忠誠心によるもの。ある世界線においては、ロズワールの手にかかり、命を落とすことになりますが、その際に微笑んだように見えたのも、こんな強い忠誠からのものでしょう。
ラムの名シーン・名セリフその5
「ラムはもう十分かわいいもの。これ以上は世界が危険よ」
フレデリカとのやり取りで出てくるものです。本気で言っているようで、なぜかボケているようにも聞こえるラムのおもしろさが伝わるセリフです。確かにかわいいツンデレメイドですが、その独特な言い回しがコミカルに映るところもまた、ラムの魅力の一つです。
Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)レムの魅力
ファンの間では、ヒロイン・エミリアをもしのぐ人気とも言われるのが、レムです。かわいらしいルックス、スタイルも定番ポイントですが、鬼としての能力を発動させた際の狂気もまた魅力の一つ。ここでレミの魅力を再確認しましょう。
レムのプロフィール
ラムとともにロズワールの元で働くメイド・レム。有能で、てきぱきとした働きぶりで、実に仕事の9割をレムがこなしていきます。穏やかですが、時として毒舌なのは姉ゆずり。また身内に対して情が深い面があり、きっかけ次第では暴走してしまう一面があります。作品前半では、姉ラムとともにスバルに対して距離を保ち、ある周回ではその絶大で攻撃力によって、スバルを殺めるほど。それでもストーリーが進むに連れて、スバルに絶大な愛情を注ぐようになります。
レムの名シーン・名セリフその1
「姉様姉様。お客様ってば、お世辞が絶望的に下手くそですよ!」
スバルがラムに対していった「トイレ掃除が上手」という言葉に対して、即座にレムがラムに向かっていう言葉です。この後に「レムレム、お客様ってば」と、2人でやりとりするシーンは、アニメ1期のお約束として、多数生まれています。
レムの名シーン・名セリフその2
「レムの全ては、姉さまの劣化品なのだから。代替品に過ぎないのだから」
鬼族の生き残りであるラムとレム。今は角をなくしたことで、その能力を失ってしまったラムですが、まだあったころはレムがはるかに及ばない存在でもありました。双子として生まれ、能力がまるで違ってしまった劣等感もありますが、自分の方が強くなった今でも姉への思いはとても強いものがあります。
レムの名シーン・名セリフその3
「ここから始めましょう。一から、いいえ、ゼロから!!」
自身を喪失したスバルに対して、レムが圧倒的な愛情を持って、たくさんの言葉をかける「リゼロ」の中でも“神回”として語られるシーンです。スバルの弱さも受け入れた上で、それでも強くあってほしい、英雄であってほしいという言葉の数々によって、今のスバルがあると言ってもいいでしょう。
レムの名シーン・名セリフその4
「スバル君の匂いをかぐのは、レムの特権です!」
白鯨との激闘を繰り広げている最中、突然出てきたこのセリフ。このころには、レムのスバル愛が全開になっており、その全てをスバルに捧げんばかりに戦っていきます。かつては「魔女の匂いを漂わせる」として、強烈な嫌悪感・敵意を示したレムが、スバルの匂いを求めるというのも、また大きな変わりようです。
レムの名シーン・名セリフその5
「ロズワール・L・メイザース辺境伯の使用人筆頭。今はただ一人の愛しい人、いずれ英雄となる、わが最愛の人。ナツキ・スバルの介添人、レム!」
大罪司教の強襲に対して、1人で立ち向かおうとするレム。名を聞かれた際、これまではロズワールの使用人であったけれど、今はスバルを支えるものとして生きていると宣言するシーンです。全てを賭して、愛するものを守ろうとする覚悟がほとばしる名言です。
ラム・レム、2人の名セリフ
レム「いいえお客様、何もかもが間違っていると思います」
ラム「いいえお客様、きっと生まれて来たのが間違いだわ」
レム「穀潰しの発言ですよ。聞きました姉様?」
ラム「ろくでなしの発言ね。聞いたわよレム」
ストーリー前半では、とにかくスバルを酷評するのが「お決まり」だったラムとレム。その言われっぷりは相当なもので、もともと毒舌なラムだけでなく、レムからも強烈な言葉を浴びせられます。
Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)アニメ第2期が見られるサービス
地上波でも放送されているリゼロですが、各種配信サイトでも視聴が可能です。中でもABEMA、dアニメストアについては、地上波放送に先行して配信されます。また見放題サイトとしては、niconico、GYAO!、ひかりTV、フジテレビオンデマンド、バンダイチャンネル、Hulu、J:COMオンデマンド、TELASA、U-NEXT、アニメ放題、Amazon、Netflixがあります。
Re:ゼロから始める異世界生活(リゼロ)ラム・レムに関するまとめ
アニメ第1期はレム、アニメ第2期はラムといったように、双子メイドはそれぞれ異なる部分で大活躍をしています。大罪司教の権能により、レムの存在すら忘れてしまったラムですが、また2人で仲良く暮らせる日々は来るのでしょうか。今後も注目です。
「Re:ゼロから始める異世界生活」原作小説