その独創性溢れる指し回しでファンを魅了する佐藤康光九段(51)が、2度目となる団体戦でもドラフトから盛り上げる。プロ将棋界初の団体戦となった「第3回AbemaTVトーナメント」では、森内俊之九段(50)、谷川浩司九段(58)という3人で「チームレジェンド」を結成。大会を盛り上げまくった。期間中にはTwitterのアカウントも解説。終了後には書籍も出るなど、3人が結集したことをフル活用し、将棋界に話題を振りまいた。その佐藤九段が今年のドラフトについて語ったのは「もう少し我々の世代も選出される」というベテランの逆襲。日本将棋連盟会長の読みは、ずばりと当たるのか。