藤井聡太王位・棋聖と同い年 伊藤匠四段、脅威の強さと“18歳っぽくない”ウーハーボイスに注目度が急上昇
【映像】ABEMAでみる
この記事の写真をみる(2枚)

 最年少記録を次々と塗り替える天才棋士と同い年の新四段が、急速にその注目を高めている。伊藤匠四段は、藤井聡太王位・棋聖と同じ18歳。既にタイトルを2つ保持し、2020年度には最優秀棋士にも選ばれた藤井王位・棋聖に対し、伊藤四段は昨年10月に四段昇段、プロ入りしたばかりだが、同じチームで戦う超早指し戦「第4回ABEMAトーナメント」において、その強さと特徴のある重低音ボイスで、あっという間にファンの数を増やした。

【動画】伊藤匠四段の重低音ボイス(3時間32分30秒ごろ~)

 まずはその強さだ。持ち時間5分・1手指すごとの5秒加算というフィッシャールールで行われるABEMAトーナメントは、個人戦として第1回、第2回、団体戦として第3回大会が行われ、藤井王位・棋聖がその全てで優勝した。今回、リーダー棋士を務めることになった藤井王位・棋聖が、ドラフト1巡目で指名したのが伊藤四段。フィッシャールールが鬼のように強いといううわさを知っていたからだ。

 実際、その強さは本物だった。予選Aリーグ・第1試合でチーム稲葉(稲葉陽八段・久保利明九段・船江恒平六段)と対戦した際、伊藤四段は久保九段、船江六段に快勝。チーム3人のうち唯一無傷の2連勝を飾り、両チームから「強すぎて笑っちゃう」とまで言われた。

藤井聡太王位・棋聖と同い年 伊藤匠四段、脅威の強さと“18歳っぽくない”ウーハーボイスに注目度が急上昇
拡大する

 そして、特にファンに好評なのが、18歳という若さからは想像しづらいウーハー(重低音)ボイスだ。藤井王位・棋聖、高見七段と会話する際、明らかに低く、渋く響く声は、今大会をきっかけに広く知られることになったが、視聴者からも「声が渋すぎる」「この低音ボイスにハマってきたw」など、聞くほどに好きになるという意見が多く見られた。

 17日にはチーム三浦(三浦弘行九段、本田奎五段、高野智史五段)との対戦も放送される予定だが、強さと渋さを兼ね備えた新四段の注目度は、これからもどんどん上がっていく。

ABEMA将棋チャンネルより)

藤井聡太王位・棋聖、貴重なバドミントンシーン
藤井聡太王位・棋聖、貴重なバドミントンシーン
チーム3人分のうちわが完成
チーム3人分のうちわが完成
伊藤匠四段の渋い声
伊藤匠四段の渋い声

藤井聡太王位・棋聖と同い年 伊藤匠四段、脅威の強さと“18歳っぽくない”ウーハーボイスに注目度が急上昇

この記事の写真をみる(2枚)