将棋の藤井聡太王位・棋聖(18)が4月16日、竜王戦2組ランキング戦決勝で八代弥七段(27)と現在対局中だ。年度をまたいで公式戦18連勝中で、2021年に入ってからは負けなしと絶好調だが、本局に勝利すれば史上初の5期連続優勝を達成となる。戦型は矢倉で、じっくりとした進行となっている。
【中継】竜王戦2組ランキング戦決勝 藤井聡太王位・棋聖-八代弥七段
藤井王位・棋聖は、2020年度に最年少でタイトルを獲得、さらに二冠も達成し、全棋士参加の一般棋戦でも2度優勝。デビュー以来、もっとも充実した年を送り、最優秀棋士にも選ばれた。2020年の10月末に永瀬拓矢王座(28)に敗れて以来、現在も連勝街道を爆進中で、その間の対戦相手には渡辺明名人(棋王、王将、36)、豊島将之竜王・叡王(30)をはじめとするトップ棋士がずらりと並んでいる。
なお、年度表彰「将棋大賞」の部門賞である連勝賞は、年度内に止まった場合が対象となる。藤井王位・棋聖は2020年度に16連勝していたが、2021年度まで継続したため、次点だった澤田真吾七段(29)が14連勝で受賞するという珍事も起きた。
19連勝をかけた一局は、お互いじっくりと囲い合う矢倉戦の様相で、中継しているABEMAの解説棋士からは、駒がぶつかり合うのが夕方、終局は午後10時ごろになるのではと見立てている。
持ち時間は各5時間で、振り駒の結果、先手は藤井王位・棋聖。ABEMAではこの対局を終了まで、生放送する。
【昼食の注文】
藤井聡太王位・棋聖 豚しゃぶ弁当(梅しそだれ) 八代弥七段 チキン山椒焼き弁当
【昼食休憩時の残り持ち時間】
藤井聡太王位・棋聖 4時間13分(消費47分) 八代弥七段 4時間9分(消費51分)
(ABEMA/将棋チャンネルより)