将棋の藤井聡太王位・棋聖(18)が6月26日、叡王戦本戦トーナメントの決勝にあたる挑戦者決定戦で斎藤慎太郎八段(28)を下し、豊島将之叡王(竜王、31)との五番勝負進出を決めた。棋聖、王位の防衛戦に加え、叡王では挑戦と、3つのタイトル戦を同時並行して行う「トリプルタイトル戦」になったが、記者会見では「今月から来月にかけてスケジュール的には狭い間隔で対局が続くことになりますが、6月ここまではいいペースで来られているので、7月もこの状態で臨めればと思います」と語った。叡王戦五番勝負は7月25日に開幕する。会見の主な内容は以下のとおり。