「最前線で苦労している看護師が疲れ果て、退職することが相次いでいる」国の“病床確保要請”に医師が窮状訴え ABEMA Prime 2021/08/24 14:14 拡大する 過去最多を更新し続ける、全国の重症患者数。そんな中、田村厚労大臣と小池都知事が会談を行い、改正感染症法に基づき、都内の医療機関にコロナ患者を優先して受け入れるよう要請することを明らかにした。国としての病床確保の要請は初めてのことで、理由なく要請に従わない場合は医療機関名を公表できるなど、厳しい措置も可能となっている。・【映像】家族と過ごせない...コロナ禍で苦しむ終末期医療の現場とは 去年3月に大規模な院内クラスターが発生して以来、より一層の注意を払って治療を続けてきた永寿総合病院のがん診療支援・緩和ケアセンター長の廣橋猛医師は「みんなすでに結構頑張っているし、バーンアウトに近い医療従事者も多いという報告もある中、“罰則”のような言われ方をするのは少しショックというか、厳しい言われようだと思う。また、コロナを診ていない病院はここだ、ということが分かることで、発熱していない患者さんが集中するのではないかと指摘している医療者もいるようだ」と話す。 続きを読む 関連記事