モデルに応募したはずが、現場に行ったらアダルトビデオの撮影だった――意思に反して女性がAV出演を強要される被害が相次いでいる。
 AV出演強要については、政府も対策に乗り出している。2017年3月には、関係省庁が局長級の対策会議を開催。4月には、被害防止月間として内閣府HPに注意喚起のサイトを新設し、シンポジウムや街頭キャンペーンなど、教育・啓発活動も行っている。また、取り締まり強化として全国の警察に専門官を配置し、4月は勧誘行為の検挙が23件にのぼった。警察庁をはじめとする各省庁で相談できる環境を整えている。