政府は2024年度から新紙幣を導入する一方、クレジットカードや電子マネー、QRコードなどによる「キャッシュレス決裁」を2025年までに現在の20%から40%にまで高める目標を高めることを掲げている。
 この問題について、25日放送のAbemaTV『NewsBAR橋下』に出演した橋下徹氏が"中央銀行のデジタル化"を強く主張した。
 橋下氏は「キャッシュレスとか電子マネーには2つの意味があると思う。一つは民間がやっている、法定通貨の裏付けがないとだめなもの。これはどんどん増えていけばいい。もう一つは、中央銀行が発行するその法定通貨を電子化の話。僕はこれが喫緊の課題だと思っている。これが実現すれば、インターネットの時代になって物流の中間が要らなくなっていったように、送金システムなどの手数料がなくなり、銀行も要らなくなっていく。余分なコストもかからないし、お金の流れが透明化されるので脱税だってできなくなる。絶対にやるべきだ。新紙幣も無くして硬貨だけにすればいい」と主張。