23歳でGIを制したボートレーサー・関浩哉「結果でしか語れない」覚悟が好成績の原動力
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 祖父に連れて行ってもらったボートレース場で、高校生だった関浩哉はファンの歓声に驚いた。「こんなに応援してもらえる仕事があるのか」。これを機にボート―レーサーへの道を歩み出し、2014年11月、ボートレース桐生でデビューを果たした。

 AbemaTV「アベマde週末ボートレース~Friday~」9月13日放送回で特集された関はデビュー当時、前半で転覆、後半で落水と1日で2度も事故を起こすことがあった。「これからレースをやっていけるのか」。関は「不安だったし、課題ばかりだった」と当時を振り返ったが、一方で信念を貫く強さもあった。「外から勝つのは難しいが、外から勝てたら楽」「その分、内に入ったらより勝ちやすくなる」。外からのスタート、旋回に磨きをかけた関は徐々に成績を上げ、2018年前期にはA2級への昇格を決めた。

 同年9月にはボートレース浜名湖でのGI「ヤングダービー」に初出場。「緊張よりも、ワクワクした」。優勝戦で1号艇出走の大チャンスを掴んだ関は、大舞台で見事に自身初となる優勝を手繰り寄せた。23歳10カ月での優勝は、大会史上初の快挙でもあった。

 「これからもっと頑張らなければならない」。成長を自覚した関は、今まで以上に結果にこだわるようになった。「この仕事は自分の出した結果でしか語れないし、語ってもらえない。そういう覚悟を持ってレースをしたい」。自分の名前を「もっと全国に知ってほしい」とも語った関は、SG「グランプリ」出場が目標。「しっかりと結果を出して、年末にレースがしたい」。高い頂を目指す関は、覚悟を持ってレースに挑み続ける。

(C)AbemaTV

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関浩哉、目標はグランプリ
関浩哉、目標はグランプリ
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