北朝鮮の『労働新聞』が3日、「東部の元山湾で新型のSLBM・北極星3の発射実験を行い成功した」と大々的に報じた。
 同紙は、この「北極星3」が水中から大きな水しぶきとともに発射されている様子や上空から撮影された地球など多数の写真を掲載。河野防衛大臣は同日「このミサイルが通常の軌道で発射されたとすれば、その射程が最大で2500kmに達する可能性がある準中距離弾道ミサイルということになる可能性がある」とコメント。2016年4月に発射された北極星1の飛距離は約30km、北極星2は地上発射に変えていたのに対し、最高高度900km(最大射程2500km)、しかも海中からの発射となれば、着弾間際の速度がより高速になるため迎撃が難しく、発射の兆候も掴みにくくなる。