将棋の朝日杯将棋オープン戦一次予選が10月10日に行われ、野月浩貴八段(46)と梶浦宏孝五段(24)の対局は、午後5時23分に持将棋が成立。30分休憩後、指し直しになった。
 野月八段の攻めに対して、自玉の上部脱出に成功した梶浦五段は、先に入玉に成功。その後、野月八段も入玉を目指した。一時は梶原五段が、持将棋に必要な24点に足りず、野月八段の優勢に見えてが、粘りを発揮し、最終的には持将棋が成立した。