内閣改造からわずか2カ月で2人の閣僚が辞任した安倍政権。“安倍一強”と呼ばれる状況が続く中、野党に期待する有権者もいる一方で、本当に政権を担える選択肢になりうるのか、そして政策や理念をめぐって再び四分五裂という可能性はないのか、不安も拭えない。
 そんな中で開かれた「第8回中央委員会総会」(4日)で、安倍政権の政治を“戦後最悪”と批判した上で、野党による“連合政権”の樹立を目指す決議案を了承した日本共産党。党員に向けて小池晃書記局長は「党大会から3年後には、わが党が党創立100周年を迎える。2021年10月までには確実に総選挙がある。そして2022年には参議院選挙が行われる。連続する選挙に必ず勝利をして、野党連合政権への道を開こうではないか」と呼び掛けた。