2日の国会は、「桜を見る会」をめぐって事実上、野党側が安倍総理に直接問いただせる最後の機会だった。
 そこで焦点となった問題の1つが、シュレッダーにかけて失われた招待者名簿。政府が野党議員から資料要求を受けた5月9日に招待者名簿を破棄したことについて問われた安倍総理は、「シュレッダーの空き状況や担当である障害者雇用の短時間勤務職員の勤務時間等との調整を行った結果、使用予定日が5月9日となったことから、野党議員からの資料要求とはまったく無関係であるとの報告を受けている」と説明した。