医師の中村哲さんが4日、アフガニスタン東部のジャララバード近郊で、車で移動中に何者かに銃撃され死亡した。
NGO「ペシャワール会」の現地代表として、農業用水路の建設など長年アフガニスタンの復興に携わってきた中村さん。突然の訃報にネット上では、中村さんの名前のハッシュタグとともに、現地の人々などから感謝と謝罪を綴る追悼コメントが相次いだ。
異国の地で、なぜこれほどまで信頼され必要とされたのか。それは、中村さんが語った言葉に表れていた。ある講演で、何十年も活動を続けられる原動力について聞かれた中村さんは次のように答えている。