11日、欧州委員会が「欧州グリーンディール」と名付けた環境対策の概要を公表した。
 欧州グリーンディールでは、2030年までに温室効果ガスの排出量を従来の40%減から50%減に引き上げ。2050年には、EU圏内での温室効果ガスの排出を“実質ゼロ”にする法案を2020年3月までにまとめる方針を示した。また、環境問題のインフラなどに向け、欧州委員会では1000億ユーロ、日本円で約12兆円の資金供給の仕組みを作るとしている。