将棋の藤井聡太七段(17)が12月17日、王位戦予選で出口若武四段(24)と午前10時から、対局を開始した。両者とも本局を含めてあと2勝すれば、挑戦者決定リーグ入りを果たす。
 藤井七段は、勝率こそ8割を超えた昨年度、一昨年度を下回るものの、トップ棋士との対戦が増えた中で、堂々とした戦いぶりを披露。前日までの今年度成績は、公表されているもので32勝10敗、勝率.762だ。王将戦では惜しくも挑戦者決定リーグ最終戦で敗れ、史上最年少でのタイトル挑戦を逃したが、王位戦でも挑決リーグ入りまで近づいている。