1月15日、「小正月」や「小豆粥」などの言葉がTwitterトレンドにランクインした。
 和文化研究家の三浦康子氏によると、諸説はあるそうだが1月1日は新年の神様をお迎えする「大正月」と呼ばれ、1月15日は農作物の豊作や家族の健康を願う「小正月」と呼ばれており、松の内(一般的には元日~1月7日頃まで)に多忙を極めた女性を労う休息日の「女正月」と呼ばれることもあるそう。
 小正月には無病息災のために小豆粥を食べたり、豊作祈願のために餅花を飾ったり、どんど焼きを行なったりするそうで、三浦氏によると小正月に小豆粥を食べる理由は「小豆の赤い色が邪気を払うと考えており、無病息災や五穀豊穣の意味がある」そうだ。また、本来1月15日は望月(満月)であることから、「望粥」と呼んで餅を入れることもあるのだという(※諸説あり)。